学問のススメ
給料日翌日にしか、財布にいない福沢諭吉。
この人実はお隣、すべって転んで大分県出身。
明治の啓蒙思想教育家。
彼の「学問のススメ」は当時10人に1人は読んだという。
明治の人達の聖書とは大袈裟か。
多くの人々に読まれた理由は時代や法律そして暮らしが劇的に変化した為ではないか。
今まで信じてたモノが音をあげて崩れる。
ちょんまげが横ワケ7:3になり、鴨鍋がすき焼き(牛鍋)になり、武士が軍隊となる。
正に「ァチャー」である。
そういう時人々は学問をする。
自発的に。勉強しなければ・・・となる。
福沢君は「士農工商」時代の終焉を述べ「天は人の~」で平等を説いた。
人々にとっては歓迎すべき事だが同時に一人一人の判断能力を指す。
学問意欲と学問せねば・・・。「トリノコサレル」。
お殿様の言いなりではダメだと悟る。
昭和の戦後も同じ。
終戦当時の哲学者丸山真男は敗戦した国民達に講演等で引っ張りダコに。
戦争前は彼に見向きもしなかった国民が・・。
そして今2006年、日本は再び音をあげて崩壊している。世界も崩壊している。
人々がどう動くかである。