4、減らない自殺者の数
自らを殺して今他界している人に
「また現世で生きてください」と言ったらどうするかな・・・。
「生きる事より死ぬ方が良い」だなんて、
これは残されたものに対するある意味、「挑戦」です。
もし僕の妻が自殺したら僕はどう生きてゆけばいいのか・・・。
反対に。
もし僕が自殺したら妻はどう生きてゆくのか・・・。
僕の友人知人、5人自殺しています。
日本の社会問題であり、そして近所の問題。
僕自身、熱くしてゆかねばならない半径5mの問題でもあるんです。
「皆さん、どうしますか?この社会を・・・」。
「殺人も多くなり少年達の犯罪も多々なる昨今、自殺者の数もこれまた問題だと」。
でも思うに人生に選択の自由があるなら自殺する選択もあるのです。
「いや、そんなのない・・・」。
「でも、その人は死んで安心しているなら・・・」。
「これこそ、安らかな眠りに着けたのでは・・・」。
でも、でも、残されたものはどうする?
もっと、残されたものへの配慮はなかったのか?
でも、あれだけの苦悩を抱えてどう生きてゆけばよかったの?
残されたものって言うが、ではあの時、ああなる前にあなたは何かしました・・・?
僕は何もしてないですが、あなたならもっとできたはず・・・。
あなたも、あの人も・・
なぜ話し合わなかったのか・・
喧嘩や言い愛(言い合い)ができたのではないですか?
叱咤すればよかったのに・・
何が多忙だ
何が事情だ
何が自分で精一杯だ
日曜にパチンコしてるジャン
平日夜にご機嫌で呑んでるジャン
デーブは言う。
「日本ほど恵まれてる国はない。メンタルヘルス、自殺者、いろいろあるだろうけど、もっと他に恵まれてない人や国はある。もっと、この国のありがたさを知らないといけない」。
って、真面目にそしてギャグ溢れて言っている。
失業者と自殺者は比例すると言う・・
職がこの国を支配している。
仕事の憂鬱がもっともなる「鬱」で「圧」で・・
お通夜の席で無神経な人は言う。
沈痛な面持ちで「いろいろ苦労があったとよねぇ~、あの人も」。
死んで初めて同情するヤカラ達・・・。
「自分で精一杯で何もできなかった」と。
「限界」なんて、自分の力いっぱいを振り絞っても届かない時に初めて言える言葉。
「わからなかった、あの人の苦労が」と。
もういい、結果は。
でも、わかろうとしましたか?
「理解」しようと「誤解合い」を「解消」しようとしましたか?
そして。
自殺した人たちよ、ディズニ-ランドに行くのを楽しみに、小児ガンで7歳と10日で亡くなった大志君をどう思うヶ?
彼は余命が無いって知っていても小学校の勉強を毎日欠かさず。
そう、人間は食べて生きているのではない、
夢があるから、
希望を持つことで生きてゆけるのです。
自分自身に喝を。
社会にテーマを。
隣人と喧嘩を。
激しく熱く、そして季節を感じて。
僕は生きます。
もう、これ以上友人達を死なせない。