海は繋がっている。
今年の7月の下旬、組合出張帰りに東京モノレール浜松~羽田間にて僕は新しい友人に出会いました。そう、彼は23歳のバングラデッシュ人。
アサンと呼んでいます。フルネームは聞いたが、忘れた。すいません・・。
今回のこの日記の結論から言えば、
「真の国際化とは外に行くことではなく内を開くことである」
それです。
確かに「留学、転勤で海外」って良いものだと思うし、僕も正直うらやましい。
でも、本当に英語を学びたいなら、ホントにカルチャーを習得したいならば、今この島に来ている海外人がいるじゃないか。
海外人、そう、クレイグ、アサン、グレイス、帰国子女(日本人だからこそ多くを遠慮なく聞けるのでは)・・・。
アサンと僕は、そのモノレール道中で話をして、別れ際に彼が
「今度東京に来た時、僕がバングラデッシュカレーをご馳走します」と。
そして8月下旬に、友人柚木崎が、千葉のディズニィーホテルで結婚式、で、またお江戸へ。
そこで、彼と再会。
正直、そこまでおいしくなかった(笑)カレーを頂く。
何でも、国の母に電話して作り方を習ったみたい。
そして僕は単語だらけの英語、彼は学習中の日本語で会話をしたんです。
ゆっくり彼のアパートで。
テレビもクーラーも網戸もパソコンもない部屋で。
同じく日本語を日本を学びに着ているバングラデッシュ人がルームメイト。
その夜そのメイトはバイト。
二人で語った。
彼らには「人権」も「プライバシー」もない、あるのは希望のみ。
そう、希望で人は生きるんだ。
日本で自殺している族たちに希望を見させてやってください、安倍さん。
ヤカラたちに檄を飛ばしてください。
「美しい国」って、「再チャレンジ」って・・・。
白い歯で「慎吾さん、僕はいろいろなことをいろんな人と話すのがもっとも好きですよ」と。
そう、彼にはテレビもインターネットも実は邪魔なのです。
僕は思います。
この国に新しい祝日を増やしてほしいと。
携帯が繋がらないようにする日。
携帯のありがたさと、携帯が果たしてホントに必要かどうかを考える日。
11月4日、「非文明の日」でどうかな。11月3日の「文化の日」にちなんで・・・。
人間はそろそろ、
「自分達は大した存在ではない」
って事を気づくべきです。
ただただ、自分の人生を生きてゆく、それに費やすのです。
自己の命を全うしながら、そして他者の命を尊ぶ、それに尽きるんです。
そう思いませんか?
僕はそう思うんです。
人間なら、白人でもイエローでも、黒くても、何でもイイジャナイ。
真剣に打ち込むなら、ラグビーでも、野球でも、卓球でも、はたまた百人一首でも。
コンビニバイトでも、大工さんでも、官僚でも、はたまたうつ病で今は休養中でも、なんでもいい。
誰彼とも無く、話し合っていこうよ。
なんでもいいんだ、生きるんだ。
それだけだ。
アサンありがとう!