イイ夜でした。
ラグビー部に関わって、「はや」、中学一年からヤカラ・・・、今年で21年です。
そうです。今年で21歳です。
考えてみれば、僕のラグビー人生、成人に。
成人とは「次世代育成」に主力を置くべき。
それが僕の大人のテーマです。
最大なるそして、最高のテーマ、それは今日でも明日、明後日でも現実の日々の中でできるのです。職場で、公園で。
僕は今、僕自身の主張を如何に他者に、そして組織にナゲルカ?を考えながら生きております。
その中に、「次世代育成」が低盤にあるのです。
「青少年育成!」・・・なんて、誰でも言っている。
【今日はこの言葉に対しての反論は止める。長くなるから・・(笑)】
「人を育てる!」的な本が如何に多いか・・・。
【おそらく、ホントに読んで欲しい人は買わないのだろう】
昨夜、新チーム保護者会がありました。
保護者代表者が変わり、3年生の親の挨拶や新代表の挨拶など。
飲み食いをしながら行われた。
僕も行きました。監督や部長と少し話、生徒達の親と話すことを目的に僕は行きました。
その主題通り、大地のお父さん、お馴染み哲史パパ、秀平パパ(職場の上司)、旧代表坂本さん夫婦、旧副代表柏田さん・・・。
一番盛り上がったのは和夫のお母さんと晃のお父さん。
最後の一本締めまで話しました。
いやぁ~、楽しかった、ホント。
僕はこの5ヶ月で生徒達の名前を全部覚えたし、それぞれ、一対一で何かしらの話をしたし、その話した内容をこっそりそのお父さんお母さんに教える。
「えェ!・・・、親には言わないもんねぇ・・・」
「ホント!?確かにねぇ~・・・」
みなさん、やはり自分の子供の成長を感じて、
「何とかして支えたい、続けさせたい」
必死の思いです。
子供を育てたことの無い僕が言うのも何ですが・・・。
生徒達よ、君たちも、僕も、親に支えられて生きてるんだ。
そのスパイクは誰に買ってもらいましたか?
遠征にはかなりのお金がかかるよ。
今、君たちに、この給料取りの苦労がわからなくとも、いずれわかる。
その時でいい。その時で、わかった時でいいから、噛み締めるんだ。
僕も今噛み締めてます。
偉そうなことは言えない、親に「口モガイ」だらけの青春の僕でしたから。
わかったときでいい。
わかったときでいいんだ。
わかったふりはしなくていいよ。
そのままで、そのままで大人になるのです。
「慎吾の親父に『先生、慎吾を殺してもいい』って言われたぞ」
僕が高校2年の頃の保護者会で寿(永江2丁目の31番地の主)が恩師節賀監督に言ったみたいです。
僕は昨夜、晃のお父さんと、カズオのお母さんに言われました。
「殴ってもイイから、鍛えてください!
僕達はラグビーわからんから、教えてやってください」
僕の夢は学校の先生でした。
そんな夢を持っていた僕にとって、昨夜の呑み会はホント、楽しかった。
日向高校OBや日向ラグビー協会が唄う(正にカラオケで歌うだけか・・・)。
「花園へ行かせようプロジェクトチーム」。
僕にとっては関係ない。どうでもいい。
ただ、僕ができるはグランドという現場に行く。
そして、「汗」をかく。
一対一で「語」る。
監督、部長と「美味く」やる。
立派な「社会人」になるよう、促していく。
結果的に「あそこ」に行ければいいな。
まずは向こう一年。
私の生かされてきた命を我が後輩に、傾けます。
2007年はそれ一本で。
僕の市役所でのストレスや、僕への陰口を、自己のエネルギーに転換して、後輩達に語って行く。
「世間は甘くないぞ。でも、大したこと無いぞ」と。
そして。
「感謝」
「覚悟」
「闘い続ける意志」。
やるぞ。
いくぞ。
やるんだぞ。
僕らの命には限りがある。
灯すんだ。
素晴らしい、夜でした。