後輩児玉君。この間の散歩の感想。
社会人目前、2ヶ月前にきている。入社と入学とはわけが違い、3、4年の付き合いでなく一生の所属である。
ラグビーを中心に就職を決めた自分にとって、不安は絶えない。
相方の勇人は上京し、未知の土地、鹿児島で基本、「独り」で生きてゆくことになる。
偏差値の低い大学からラグビーで入社した体育会系…このままポカンと銀行に入れば、これが周りからの児玉に対する評価ではないかと思う。
これは楽だ。周りから自分に求められるモノが限られてくるから。
できる仕事をこなし、とげのない性格で人間関係を築き、ラグビーを頑張る。これも1つの生き方だと思う。
この前、林田氏からの課題。「5年後に主将」その時はこう思った。俺には主将は向いていない。大学でもそうだったんだ。佐藤主将のフォローを副主将の俺がやって組織が円滑に…だから組織において俺が力を発揮できるのは支える側だと。
でもあの散歩の後に考えた結果、気付いた。
できる事しかやっていない自分になっている、と。
このまま社会人になっても成長しないな。
俺がフラれた時もカアチャンは言った。「悲しみの数だけ人に優しくなれる」って。
海援隊の言葉だけどカアチャン確かに言った。
辛い現実、自分にとってマイナスな経験が自分を成長させてくれるらしい。
チャレンジしなきゃ苦労もないよね。それがこの前得た一番の教訓です。
また、チャレンジするにあたってナイーブな自分に良き指導者がいて良かったと思う。ありがとうございました。