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「ナンバー1にならなくてもいい、もともと特別なオンリー1」。SMAPの新曲。「君は君でいい。君らしさがいいんだよ。」とスリップ、いやスマップが歌う。この歌詞を吟味して僕が思うことは「努力をしない者達への応援歌」。人は生まれた時から兄弟や隣人と比較される。そんなのは当たりきしゃりき。人はすべからく一番を目指すべき。目指そうとする事に意義があるんだ。コンパに行って友人達みんながうまくいくことを望むヤツはアホである。同性の誰よりも目立つように努めるんだよ。競って負けて、削ってすり減り生きてゆくのさ。そういう闘いでホントの優しさを知る。そう、ナンバー1になるべき、なろうとするべき。そしてオンリー1という言葉は自己にあるのではない。他者をオンリー1と認めれるかどうかにある。僕の違いを認めてくれではなく他者の違いを認めれるか?がまず重要。大リーグの野茂は自費で日本社会人クラブを最近設立。その目的は「プロを目指す若者達へ失敗できる場を提供するため」と。成功して欲しいとは軽々しく言わない。ナンバー1を目指して始めて失敗できる。ナンバー1こそがオンリー1。