ぞうきん。
『汚い時に思い出されて
奇麗になったら
忘れられる
ぞうきん
私はそんなぞうきんになりたい』
本屋で立ち読みした時に目にとまった文章、誰かの詩。
う~ん・・・。
人生ってぞうきんになる時、そう、人の汚れを拭う時が多い人ほど、尊敬され、でも、疲労してゆく。
この詩を書いた人に僕は言いたい。
あなたのことを忘れる人はいるかもしれないが、忘れない人もいるのでは?
世間はいつも、あなたを使い捨て。それは僕、重々わかります。
でも、家族はどうですか?天の先祖はどうですか?
見てる人は見てると、思います。
人が見てなくても、愛犬が、野良猫が。
ぞうきんって、実は自分自身も生きたいのではないですか?
僕はそう思います。
あなたが大切にすべきは、「忘れられても頑張る精神」ではなく、むしろ、「ぞうきん的なる人を忘れないこと」ではないでしょうか?
あなたの知らない時に、実は忘れられている人っているんです、結構。
結構、あなたも、僕も、忘れているんです、大切なことを、カケガエノない人を・・・。
人を思いやる気持ちは富では、お金では買えないのです。
それが人生、それでこその人生。
また。