旅立ちの歌
人間の価値は、「できるかできないか」ではなく、「やるかやらんか」。
そう、人生は一生懸命に、一生のうち、どれだけ懸命に生きるか?です。
今日は晴れても明日は大雨。
明日は誰にもわからない、わかりやしない。
僕は今、晴れている。でも、これはいつまで続くかわからない。
明日、事故するかも、明日友人に汚されるかも、明日僕が友人を汚すかも。
明日、余命を告げられるかもわからない。
決して大袈裟ではなく、自己のこれからはわからない。
他人と過去は変えられない。
でも、自分が変われば癒すことのできない過去も苦手で疎遠になっている友人も、何かしら変わって見えるかもしれない。
最近、仕事での充実感が溢れんばかりです、毎日単位で。
そしてストレスを強烈に感じる任務でもあります。
そういったときの癒しは、同じ兵隊で戦友たちとの酒であり、会話であり、愚痴披露会であり。
「俺も辛いが、あいつも辛いよな・・・」。
「まぁ、また明日があるが、今夜は呑もうや・・」
労働が人間を造る。
いや、労働でしか人間は造れないのかもしれない。
自己の仕事バリバリを感じて、少し調子に乗り、また勇み足。
おのずと、己を振り返り、深呼吸をしてまた風を感じて明日に向かう。
そう、人間はさほど成長しない。
おそらく、一歩進んで二歩下がる。
結局、死ぬ前に生まれた時より、一個か二個、成長できてたらいいな。
人生はやはり、ロマンだ。
自己の可能性と他者の優しさを知るアドベンチャー。
そう、終わりなき日々。
されど、やはり、いつか終わる。
旅立ちの歌。
今日、ここからまた旅立つ。
少し、大らかに行こうではないか・・・。