慎スポ・本丸「今後の日向市役所について」。
橋本元総理も、小泉前総理も総理就任でこう言った。
「改革とは財政再建」。
橋龍は「抵抗があっても火達磨になってでもやる」。
純ちゃんは「一時の痛みに絶えて、将来に繋げる」。
これは二人とも財政を立て直すには支出を改革、要は「無駄使い」をやめよう、とまずは叫んだ。
ここでは余談ですが、橋龍は官僚に訴えかけ、小泉さんは、国民に訴えた。
ここが良いか悪いか、小泉政権が長期化した理由だと思う。
この人はいつも、マスコミから国民に訴えた。
我が県の親分もそうですね。
今日は、嫁に「読みみたいテーマは?」と聞いたら、このテーマでした。
ハイ、書きます。
が、大枠で、かなり多岐にわたるので、今日は二つに絞ります。
「財政再建」と「任務対応」。
もっと付ければ、「日向市の赤字をどうするか?」、「我が業務は永久に変わってゆくもの」。
日向市の今後は、財政を再建できるか、そして、職員はそれに対応できるか?です。
まずは、「財政再建」~日向市の赤字をどうするか?
僕は市役所に入って今年で11年目です。
初職場は環境整備課。8年間居ました。
僕が入った時の、三つの係のうち、「資源回収係」、「破砕施設係」、この二つがこの3年で民間委託されました。その浮いた我々現業部門職員は、「減」「減」ばかり。
でも、財政的には人件費削減できると言うのが言い分。
今後、ごみ収集も給食センターも考えられています。
もし、その民間委託が日向市の為に本当にいいなら、僕は議論を尽くしたのちなら、もう、それはサラリーマン、与えられた所でやるしかない。
やっていけないなら、もう、止めるしかない・・。
お笑いででも生きてゆくかぁ・・・。友人が電話に出なくなったりするかも・・。
「また、チケットか・・」。
そして、ここから二つ目。
一個目の財政再建と関連があります。
民主党の菅直人さんは著書で、「行政改革とは永久永遠に続くもの」。
そうです、時代のニーズや空気にもっとも敏感でないといけなのが行政かもしれません。
石炭が石油、そして、最近ではウラン、原子力。
ライフラインの源が変わるなら、やはり規制や法、ガイドラインは変わってゆく。
それに対応するのはやはり行政マン。法や制度は政治家や官僚が造る。
でも、苦情を聞き、その法を執行してゆくのは地域の我々職員。
最近、野良犬を見ませんね。
これは、やはりニーズがあって各地の保健所が駆除したのでしょう。
今、その任務は少なくなり、最近では鳥インフルエンザ研究をしているのでしょうか。
そう、任務は時代のように変わり、巡ってゆくのでしょう。
「でも、ラガーは変わるな」はユーミン。
信念や思想は変えなくとも、変わり行く任務、ニーズには対応してゆかないといけない。
やはり、財政の再建があれば、「お金の使い道」も変わり、「任務」も変わってゆく。
財政を再建すること、これは職員の目の前の職場の改革であり、自分の遂行する仕事も変わる。
今までを変えるには、やはり難しさもある、だからこそ、政策を決める側から、「ハート」が欲しい。
今後の市役所とは今後の我々職員に関わって来る。
だからこそ、僕は常に、職員同士で、議論を活発にやっていくべきだと思う。
先輩友人の片田議員にこの間、こう質問しました。
「さまざまな陳情や要望がこれだけ多い中、意見ってまとまりますかね・・?」
「うん、そう、難しいよ。
でも、議論をしっかりやり、プロセスを提示していけば、何かしらの落とし所ができてくる」。
そうですね、もう、この多種多様の世は、議論しかないんですね。
「意見を言えない人の為にアンケート」
まったく、くだらんです。口を開かない人間はリスクをとらないんです。
「団体で意見を」
わかります、でも、その組織の意見を造るまでにまずは個人が参加して。
「誰々が言ってますが・・・」
お前の意見を言ってみろ!バカヤロー!
財政再建も、任務対応も、一人ひとりの意見を、議論という、他者との交わりで、活発化してゆくしかないんです。
民主主義は
「他者に批判されることで鍛われる」。
僕も頑張ります。
以上、終わり。
執筆時間94分、自宅にて。