結局、自己に向き合うのだ。
そうね。汗を出してリフレッシュするのもいい。
僕も汗出しに、いつも救われています。
「そういう外野席の勝手な戯言など、気にしないでいい」。
と多くの人が君に言うのであろう。
「大丈夫、君は君でいい」と。
僕はそうは思わない。
この発言を君は真剣に受け止めるべきだ。
あのおっさんは、息の臭いカッコだけを気にするアホタンだ。
だから、あの人の発言を気にする必要は無い。あの人は土壇場でいつも連絡のつかない人です。
だが、これを機会に、自己を見つめるのです。
僕の思う日本人のもっとも素晴らしい姿勢は「謙虚さ」です。
こういう時こそ、悔しさに、自己の甘さに弱さに向き合うのです。
今までの自分の仕事ぶりを検証するのです。
洗いざらい、一から。
僕が丁度一年前、君にも話したが、「林田の仕事ぶりは前任者の2分の1」発言。
自分の弱さを自分の甘さをまざまざと実感しました。
たった一言で、たった発言時間3秒で、これほどまでに自分の心が崩壊されるとは思いもよりませんでした。あの時の八幡は、今でも忘れませんし、忘れてはいけないって思ってます。
嫁に助けられ、甲斐君、伊達君、佐々木君の前で涙が止まりませんでした。
同情ではなく、ホント、君の気持ちはわかるぞ。本当に辛いな。
痛切に理解します。
いつも思うよ。人間は晴天の時では何も学べない。
大雨が来てこそ、学ぶのです。
「傘の差し方、雨戸の出し方、隣近所との関係作り、家のありがたさ」。
世の中は今、孤独になれない時代です。
一人でもアイポット、一人でも携帯メール、一人でこそ楽しいインターネット。
今、君に課せられたテーマは「自己に向き合うこと」です。
これはいい機会です。
傷つく時っていつも突然です、突風なのです。
あの時、僕はこう結論付けて当時の日向高校ラグビー部の花園予選決戦前夜のエンジンで、後輩達にこう言いました。
「いよいよ、明日だな。
今みんなそれぞれ不安だろう。
俺は、こういう不安な時、寝れない方が、不安になる方がむしろ当たり前やと思う。
だからこそ、俺は明日試合に行けんからここで言うが、自分を信じることだ。
結局、土壇場では自分を信じろ、いいな。
俺も今仕事でいろんな批判をされている。でも、最後の最後で自分を信じてやらんと何もできない。
自分の頑張りは自分しかわからんし、でも、自分がサボっているのも自分しかわからない。
でも、それを含めてひっくるめて、自分を肯定し信じないといけないんだ。
いいな、自分を信じて闘って来い!
頼むぞ!」と。
書きながら、思い出し、胸が熱くなりました(笑)。
今、その自分と向き合うのです。
そして、いい機会です。心機一転、闘うのです。
敵がいてこそ、素敵な人生。
今日の発言を死ぬまで忘れるな。
涙が流れても、悔しさだけは流すなよ。
いいな。
加齢秀34歳、林田より。