この間の続きです。
僕は、「ミスターチルドレン」が好きです。一番好きな音楽家です。
歌でもっともは「Tomorrow never knouws」。
その歌詞の中で「人は悲しいくらい忘れてゆく生き物」、そんな一節があります。
今、日付は1月16日朝6時17分です。今日の朝8時30分までが原稿締め切りで、黒瀬書記長に提出。年末、「学園についてレポートを書くわ!」と言った僕ですが、12月23日の鐘ヶ浜学園が終わって20日余り。年を跨いだせいか、何か、結構昔の気がします。
学園の子供たちと接して12年です。自分として子供たちに如何に接するか?どう遊んでいくか?こっちに来ない生徒をどう巻き込んでいくか?毎回考えます。
けれど、年に一度の事だからまた「忘れ」、また「再考」、その繰り返し。
毎朝毎晩繰り返させるこの世界のニュース。犯罪や事件・・、例えば凶悪犯罪や世界での紛争・戦争、その報道を見た時はハッとして何かを感じ社会を考える。でも、時が経てばまた忘れ、同じを繰り返す。ただ、忘れることで救われる人もいる。「忘却」で何かを失う人もいれば、その逆もいるのだと。
毎年12月23日は鐘ヶ浜学園の日です、僕にとって。年末ということもあり、その時の一年を振り返りながら、そして忘れながら、子供たちと遊び、何かしらの交わりを持つ。毎回、新しい発見があります。そんな中、いつも思うのは、子供たちが待っているのは「どう喜ばせるか?」ではなく「大人側の自分が如何に楽しむか?」だと。
遠慮は無用、苦悩はご法度、何より、「お前が楽しめ」である。
僕のウジウジなんて、そんなの青空のもとではオコチャマ扱い。
臼を叩き、豚汁を啜り、サッカーで汗を出し、大縄で笑い、リレーで必死になり、子供も大人も、忘れたいことを一瞬でも忘れ、そして忘れていた大切なことを思い出す、そんな感じがします。
僕は、僕の命が続く限り、あの子供たちと関わります。笑わせます。学ばせてもらいます。
ありがとうございました。
2009年1月16日(金)AM7時17分、自宅にて。
今朝も納豆を食べます。