5月から準備していた、欧州旅はホントに終わった。寂しいです。
総括~あとがき~。
旅終えて、この土日は家で過ごし、旅行バックの片づけ、研修先からもらった資料の整理、洗濯、土産配り、諸々でした。そして、土曜は14時間寝て、今日はトータル10時間寝る。やはり、疲れだね。もちろん心地よい、充実の疲れです。昔、添乗員をしていた片田さんが言うには「長い旅は如何に飛行機で寝るか?ガイドは飛行機でしか休息がとれない」と。なるほど、なるほど、やはり旅は移動疲れですね。僕はまだまだ旅のアマチュアです。帰りのオランダから成田までの11時間半の飛行機では参るほど疲れました。でも、それ以上に、現地での研修、見学、独自の空気感をこの身で体感するのは疲れなんて言ってる場合じゃない。ホントに人生、長生きしてこそ、そして現場に言ってこそ。食わず嫌いでは人生の枝葉を損しそうです。枝葉とは生きる彩りだと。その彩りが多彩であればあるほど、その人の教養が増すのだと思います。美輪明宏さんが言うには「誰から言われたとか、本で読んだとかじゃなく、自分で体験した教養がその人の人生を決める」と。正にそう思います。
ロンドンでのホテルでのウェイターのピーターとの会話。19歳のキリッとした表情、流石に紳士の国の若者。
パリでのタクシーの乗車道中、そして孤島に聳え立つ修道院、モンサンミッシェル。パリでは朝の風景が特に独特で印象的でした。
イタリアでの旧市街地での歴史的構造物のあの存在感。でも、なんか、疲れの見える街並み。そして、世界一の食文化イタリアン。どのレストランでも旨かった、旨過ぎた。明るく陽気なイタリア人。でも、それもこっちのふれあい次第というのも実感する。
3カ国、行かせてもらったけど、もちろん、爪の垢くらいしか知ってないでしょう。でも、爪の垢くらいは体験できました。みなさん、本当に有難うございました。
明日からまた、仕事の日々でこの今のまだ体の中にある疲労と余韻が消えてしまいそう。この薫り高い欧の空気感も、すぐに数日でまた日常のザ、日本の醤油の香りに、仕事の疲労に、変わるのでしょうね。名残惜しいですなぁ~。まぁ、また、いつか行けばいいさ。明日があるさ。
痔ろうで心配だった肛門も前日に出た高熱も、ある意味、今振り返ったらこの旅へのアングルで旅を引き立たせるためのモノだったのかも。それにしては痔は痛すぎて、高熱は40度出たですがね。ただ、この「僕はせっかく準備したのに行けないかも」っていうのが、「行けるだけでもまる儲け」って開き直れて、欧州では自然体に近い形で楽しむことができた、そんな気がします。
そして、明日から、また旅に行ける日を脳裏で思考するよりは、日常という根幹に旅はないか?感動はないか?をテーマに、また再出発したいと思います。
痔ろうとこの研修旅で遅れすぎた仕事、政治経済の勉強をまた少しずつ取り戻していこうって思います。そして、日向市役所での研修報告、2月の県への研修報告会に向けて僕自身、肛門を労わりつつ、精進しようと思います。その前に僕主催の討論会で報告会いたします。
関わってくださいました全ての人へ、心より感謝を申し上げます。
有難うございました。
10月24日(日)PM10時12分。自宅にて。