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明日、本番です。

「林田さん、この国はもう破綻するのに、なんで、税金を払わないといけないんですか?」。
僕が個人的にやっているある会で、18歳の高校3年男子が言った言葉。
「そんなもん、当たり前のことよ」と突き放したが、10月の出来事だけど、今も僕の脳裏に残っている。確かに、テレビで、ネットで、連日この国の財政切迫を報じている。天文学的な1000兆円もの赤字、ホントにどう返すのか?いや、返せるのか?
若者に今、「夢をみろ」とか「希望を持て」とか、どの口で言えるのか?
おまけに最近、大人からの「ゆとり世代批判」をよく耳にする。「挨拶をしない」とか、「揉まれて育ってきてない」とか。ホントに今の学生たちは、そんな安っぽい批判をする大人を、この世間を、どう見ているのか?
「ダメな国を作ったのは俺たちではなく、貴方がたでしょう」と言われる気がする。
自死を選択する人は、今に希望がないからではなく、将来を見据えて希望を持てず、死んでゆくという。
僕は、若い子供たちに何を語ればいいのか?どんな言葉に耳を傾ければいいのか?
ましてや、児童養護施設の子供に、どう接してゆけばいいのか?
自問自答ならぬ、自問自問の日々です。

さて、今年もやって参りました。12月23日、鐘ヶ浜学園の日であります。
今年のレクレーション、男子はサッカーを主軸に。女子は体育館でバドミントンとバレー。最後に全体で、「学園」対「青年部女性部」にて、「対抗全員いっせい鬼ごっこ」であります。ルールは現場で説明します。それまでに僕も整理しておきます。
実際どうなることやら・・・。だいたい、そんなものできるのだろうか・・・。

今年初め、タイガーマスクが流行りました。
匿名で、ランドセルを施設に送ったり、寄付をしたり。
僕は思うのです。人間誰しも「笑いたい」より「笑わせたい」のだと。「自分が」より、「誰かを」。誰しもの心に「エンターテインメントハート」はあるのだと思います。
言わば、そのハートこそ、希望なのかもしれません。

ただ、現場に行って、子供たちに話しかけれなくとも、それでも全くいいのだ。それでいいのだ。全ては、「行けばわかるさ、ありがとぉ~」である。猪木である。

最後に行くぞ~!
1~、2~、3~、痔ろう~!しかも複雑、である。
ではまた。ご静読、有難うございました。
2011年12月7日(水)22時。
自分の部屋にて、林田慎吾、38歳、男の子。

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