都知事選。
改めて。東京都知事選が、告示で候補者が出揃ったところで。
僕は、細川さんに都民なら投票します。宇都宮さんも良いけど。
理由は「脱原発」を争点にしたからです。小泉さんも僕としては、どうしても嫌いになれない人で、今の国政のほとんどの政治家は、すべてを玉虫色にする。選挙ではTPP反対を訴え、当選して、そして、党の規則でTPP賛成気味に(含)なっていく国政の政治家ばかりの中、細川さんや小泉さんには、腹に据えた覚悟がある気がします。(その50倍、忌野清志郎さんは覚悟していたのでしょうね。)
そうです、僕は選挙という名の祭りに、心躍る人間なんだと、つくづく思ったです。
民主党の2009年にも心躍りました。菅直人さんに期待し、蓮舫さんの業務仕分けに、トキメイタ。政治って、僕は思うに、トキメキが大切だと思う。遠心力であるね、トキメキは。
そして、求心力は、やはり、官ではなはない政治行政スキルだと思う。政策を構成できる構想力だったり、住民との直接対話を欠かさない姿勢が、求心力だと思う。
ここで、僕の思う、都知事選、またはその周辺で、思う事3つ、書きます。
①「国策であるこの国のエネルギー政策(要は、原発をどうするか?)が、一つの都の知事選で争点にはならない」と言う意見。
この言葉を政治家や霞が関官僚(原発再稼働を考えている安倍さんもそう)が、言うならわかるけど、選挙権を持っている人が言うのなら、結局、選挙では何も変わらないっていう事を主権者である自分が自ら認め、試合放棄をしている事になる。
稲嶺市長再選の今、思えば、普天間米軍基地を県外へ、または国外への、鳩山首相を、そう、責めれないでしょうよ。まぁ、坊ちゃんへ、月、1500万円は、見苦しいけど。
政策が深くても、私生活が清潔でないと政治はできないなら、誰もできないだろう・・笑。
要は、争点になるかどうかより?主権者の我々が争点にするかどうか?である。
②僕の日向高校ラグビー部の後輩も今、たくさん、前川清の言う「東京砂漠」で働き、暮らしている。彼らへ「君たちの消費エネルギーのせいで福島原発は、稼働していたんだよ」っては言えない。逆に言えば、今こそ、本当に、東京にこれほどまでに、エネルギーがなぜいるか?考えるべきだと思います。息子の、娘の、日本の心臓部、東京での活躍を願っている田舎の家族も、勿論、僕も考えるべきです。CO2が本当に温暖化をまねくのか?も。
③消費が美徳の概念を今こそ、どれだけ消費には無駄があるか?再思考し、そして、我々の生活スタイルで煮詰め、再試行しよう。街角のイルミネーションがそれほどまでに要るのか?脱原発を訴えると同時に、僕らは、どうしたら、日常生活において本当の意味での節電のやり方の情報をもらっていこう。政治家へ、官僚へ、市役所へ、役場へ。そして、マスコミへ。お願いします。僕も、今の浄化センターでの電気代など、思考し、試行していきます。
さて、さて。
細川さんは、2012年の夏頃に、当時首相の野田総理へ(日本新党時代の後輩)、
40分をかけ、直に話した。『何をやっているんだ。もっと脱原発を鮮明にしろ』と気合を入れたという。(しかし、野田総理は応じず)『全然駄目だ』と。自分の弟子だと思っていただけに、非常に失望して本当に怒っていたといいます。
佐川急便1億円。
そして、総理時代に脱原発を訴えなかった、細川さん、小泉さん。
でも、それを言われれば、僕も、無駄にエネルギーを使い放題だった。
政治への関心は、誰しも、自分の過去の無知という名の怠慢も、少しはあると思う。
今こそ、僕はこの都知事選をきっかけに、自分の討論会をしっかり、見つめ直したい。
我が生活も。日常こそも。
2014年1月23日(木)。
日向市在住、今のマイブームは、昼休みにサウナへ行くこと、林田慎吾です。