福良へ。「いじめ」って・・・。②。
『子供の最後の砦という役割を果たせなかった。
自分だったらとか相手の立場になり考える心、なかなか実践は難しいですがこれを大事にしていける世の中にしていけたらいいですね。林田さん僕には何ができるのでしょうか?毎度、考え、理想だけもって何してない私で』。
親が親として役割を果たせてない昨今の親、ホント、「おや?」である。
どうする、この国を、この国の我が子すら信じれない、我が生徒すら愛せない人たちを・・・。
僕は生意気にもこう思う。
「親さえ叱り(しっかり)していれば、この国は明るい」と。
社会とは親の集まり、社会の空気とは親が子を愛する結晶が凝縮した雰囲気。
後輩哲史が僕に言う。
「あの校長や教育委員会は無責任過ぎますよ」。
僕はどう答えよう・・・。
生きるを如何に伝えようか・・・。
福岡のいじめで自殺した中学二年生。
学校を早退して、家でインターネット(アダルト系)を見ていた息子、母親が先生に相談。
お母さん、家庭の問題は家庭で。
しかし、先生に相談したそのこと、あなたの息子は、どれだけ恥ずかしかっただろうか・・・。
僕なんて、大学堂にエロ本を買いに行きまくってましたよ。
祭壇でその元担任の先生にお母さんは言う。
「先生を信頼して(相談)いたのに・・・」。
あなたはが信じるべきは先生ではない、腹を痛めて産んだ、その子です。
あなたが信じなくて誰が信じますか・・・。
お母さん、なぜ、自分が叱らなかったのですか?
むしろ、健全に育ってますよ・・・。
このお母さんがもしも僕の近所なら、もっと話していたのに・・・。
一体、近所は何をしていたの・・・。
そして。
生徒に「偽善者」や「苺ランキング」をしている同僚の先生。
同僚先生は一体全体、何をしていたの・・・。ホント、こういった無関心なる、闘わない先生にも、僕は本当に腹が立つ・・・。
そして、いじめを知っていても異議を唱えないその他の生徒達・・・。
僕は二つ思う。
「いつか、君がいじめられてもだれも助けないぞ」
そして
「君が市役所に入ったら僕は助けます、もちろん、僕なりに。
だから、まずは君自身も立ち上がらないと」。
福良、君に、福良君に何ができるであろうか・・・。
僕はわからない。
君はわかるかい?君自身を・・。
今君は実は知らず知らずに何かをしているのかもしれない。
そして、何かを忘却しているかもしれない。
ただ、僕が言えるのは、
「今を噛み締めろ」。
そして、
「振り絞れ」、
「君自身を」、です。
水曜日、語りましょう。