任務遂行
明日で連続勤務12日目。
今、僕は任務と言う日々果たすべきことに没頭しています。
うん、任務って言い方がもっとも適当だと。
この大雨、記録的なる雨量による緊急の任務、連続遂行。
昔見た「救命病棟24時」、僕は「道路災害24時」です。
でも、いつものように通常業務はあるわけで、今日も期限に追われる任務に追われる。
「猫の手」も借りたい位。でも、実際本当に猫の手を借りれば、動物虐待って言われまっせ。
猫の手だけを借りたら、これは大変。猫を借りたいって言うならいいが。
でも、それこそ、猫が土砂を上げてくれる訳ないし、道路愛護デーの書類まとめをしてくれる訳なし。
まぁ、そんな事を考えている僕はまだ大丈夫って思うニャン・・。
でも、給料をもらうってそういうことだし、血税を頂くってそういうことだろう。
僕の思う今後の市役所職には、大きく言って三つのことが問われてくると。
1.説明責任
できないことはできないとハッキリ言える事。
そこには条例に基付き、人間味溢れて。
2.コミュニュケーション能力
僕の仕事、ほとんど、どっかの課、係とどっかで繋がっている。
しょうもないプライドを捨て、謙虚に聞く姿勢が大切。
そして、お願いをする気持ちを大切にしたい。
3.緊急事態に備える
地震や今回のような土砂災害、これからまた増えてゆくだろう。
そして不当要求も多くなるだろう。
「いちゃもんつけ」が。やくざ屋さんよりたちの悪い人も増えてきている、そう思います。
僕自身の戒めと言う意味で、この三つを肝に銘じたい。
金曜に大雨の朝、僕は土砂崩れの現場に行ったとき、僕自身の判断で近くの公民館を開放しました。
電話は通じないし、事後報告として。
その判断の時、僕は組織の一員であることを嫌と言うほど感じました。
「後で始末書か・・・」
「後で勝手なことはするな!って言われるだろうな」
でも、決断してました。
困っている住民を公民館にあっせんしました。
そしてそれからまた次の現場に。
その所々で足が震え、自己の決断や判断が問われました。
「山より大きい猪はでない」
そう言い聞かせて阪神淡路大震災で被災した人はまた、がんばっていったと。
僕もこの経験をしっかり肝に銘じて、自己に染み込ませて、忘れないように、また復興していきます。
そして、今でも元気に職場に行き、住民に怒鳴られたり、ご苦労さんって言われたり、そんな感じで任務遂行できている自分自身がとってもありがたく思います。
また明日、仕事です。
がんばります。土曜は休めるかな・・・。