幸福とは。
辞書にはこうある。
「現在の自分の境遇に十分な安らぎや精神的な充足感を覚え、あえてそれ以上を望もうとする気持ちを抱くことも無く、現状が持続して欲しいと思うこと(心の状態)」。
あなたにとって、幸せとは?幸福とは?
何ですか?どんな時に「幸」を感じますか?
僕の思いをここで書いてゆきます。
いろいろ、最近考えたのですが、僕が人生の幸福感を抱く時、それは「タブーに挑んだ時」です。
それは、天皇制批判とか、政治家のスキャンダルを暴露とか、そういう他者に向かってとか社会に向かってとかではなく、自分自身の人生に、もっぱら「自己の過去」へ挑んだ時です。
一番の爽快感はキツイコトをやり終え、達成感に浸る時。
昔から好きだった娘へ告白をした時。
結果がどうであれ、自分の前からの思いを伝えることで達成感を。
その思いに時間が、気持ちが、こもっていればいるほど。
仲良かった友人と仲違いして、その友人へ謝罪ができた時。
また、反対に、腹の立つ知人に、数年越しで罵れた時。結構これ、お勧めよ。
仕事上、長年抱えていた案件に挑み、終らせた時。
長年、できていなかった在庫管理、倉庫整理に着手し、管理を軌道に乗せた時。
これ、この間着手しました。今、進行中です。
終った箇所もあり、かなりな達成感です。
パソコン上で、積算システムを学ぶより、キャドを使いこなせるより、こっちの方が大変で、充実感があるように思えます。
そして。
住んで二年半のこの財光寺の家の掃除ができた時。
「掃除とはスポーツである。」 林田慎吾。
「掃除とは芸術である。」ユーワン、甲斐さん。
そうです、いいアイデアを出すためには、グッジョブをするには、奇麗な整理された部屋が不可欠です。
こういった前々からやるべきと思っているが、できていないことに手をつけ、片付けていく、それが幸福だと、僕はそう思います。
自分を変えるには、才能でも努力でもなく、「行動」だと思うのです。
未来志向なんてどうでもいい。
今をどう生きるか?です。
スローガンも、テーマも、俺はこうする!も、どうでもいい。
うっとうしいくらいだ。
計画も、プロジェクトも、くそ食らえ。
ただあるのは、今ある、自分自身の後悔にどれだけ、挑めるか?
そう、人生は一度きり、僕のケツは、僕自身で拭きます。
できるかわからんけど、やってみます。
きっと、できるさ。
以上、幸福について。
林田慎吾。