研修宮崎市~2008年、年末。
★10月30日(木)AM7時。
綾5キロを棄権せず走った、走り切ったのは僕にとって、とってもいい感じで今週を迎えることができました。そして、月曜から水曜までの激務が終わって、主にこの三日間は現場で肉体労働、そして住民への説明、説得業務でした、今、とっても、肩や首に張りがキテマス。
今週もやはり仕事大変です、いろいろあってます。
でも、綾効果で大変な業務も捗っております。
月曜の朝は太ももの筋肉痛で「大丈夫か?」って思ってましたが、大丈夫です、まったく忘れてました、そして2日でなくなりました。
やはり、時にきついイベントに参加するのは大事ですね。
さて、今日から二日間、30日、31日、木金とここ宮崎市で研修です。
ひまわり荘に来てます。
昨夜ホテルに入り、温泉パウパウに行く。
今日の朝飯は開店直ぐの「詩季」へ。そしてAM9時45分からの研修室へ。
それでは行ってきます。
★10月31日(金)夜。
2日間の日程の研修、終わりました。
感じる事が多く、いろいろな事を考えれました。
映画を二つ見れて、「容疑者Xの献身」と「釣りバカ日誌19」を見たり、温泉パウパウに二度行きました。
食うものは、いつもの詩季で朝食を、また一平のレタス巻き、なんじゃこら大福等、「食」でも味わえました。味わいのある水曜夜から金曜今まででした。
今、PM10時47分です。
宮崎市ひまわり荘です。毎年のこと、僕にとっての恒例行事、「年末前に研修」、今年も終わりました。
研修の度に、僕は日常の超多忙な建設課ワークからしばし「脱」でき、そして、研修で新しい「考える材料」に出会えます。
これまでに受けた研修は「説得交渉術」、「話し方講座」、「効果的な会議の進め方」、そして今回の「効果的なプレゼンテーションの進め方」です。
今回感じたことを書きます。ありのままに、思ったことをなるべく加工せずに。
「行政マンは如何に住民に説明をしていけるか?これだと思う、もっともなる使命は。
我々にわかる情報でも、住民に理解できなければ、それは単なる垂れ流しの情報だと思う。
だからまずもって僕らが取り組むべき事は、できない理由を説明し納得させて、またはできるならできるで今後はどうしていくべきかっていうのも話せないといけないのではないか。今回のような想定、住民に、または市役所内部への説明でも、やはりそれは伝わなければ意味はない。そのため、今回のような効果的に如何に伝達できるか?そのスキルを研修する2日間、僕が思ったのは「技術」の先にまずは「情熱」だと思う。「今までがこうやから」「決まりやから」「前任者がそうしていたから」・・・、それは確かに重視することですが、これを如何に納得させるか?だと、納税者へ。
そして行政マン一人一人が自ずと思うことがまずもって大切だと思う。
自分の思う事でなく、「誰かがそうしているから」では、どこにも熱意が感じられない。
「僕だったら、私だったら、こうする」ってのが重要だと思う。
今回の研修で分けられた班内で僕は結構、対立することが多々でした。
この対立の根源は。具体例から入り大枠を決める僕と、大枠から具体例に入る他者との違いを感じる。僕はあくまで研修でも「実践を想定しないと」って、こだわってしまう。
まぁ、でも、確かに僕は気持ちの面に、熱意の方に偏る所もあるし・・、総じてホントにいい勉強でした」。
自分がきっかけを作った気もするし、混ぜ食った厄介ヤローにも感じる。
僕自身の考えるきっかけにはかなり、なりました。
火曜日からの苦情に西走に役立ってくると思うよ。
そして、僕自身の笑わせる技術の再確認できる。
また、「住民が行政を批判したくなる気持ち」もわかった気がします。
「あぁ~、こうやって僕も現場で見られているんだ」ってな感じで・・。
そして、脱線してしまう自分自身をしっかり自覚せねばと反省もしています。
ホントに良い勉強になりました。
「他者を批判をする事はエネルギーを使う」って改めて感じました。これも再確認です。
汗して再確認できましたよ。ありがとう、納税者の皆さん。
そんなことを考える10月31日金曜日、夜11時10分です・・。
雨が止んだようです・・・。ひまわり荘にて。
★映画を見る。今月はこれで最近では少なめの四つめ。
「最後の初恋」、「おくりびと」、「イースタンプロミス」。
そして今回の「容疑者Xの貢献」。
10月30日レイトショーPM9時40分からAM12時まで。
感想は「良かった」、です。「深みのある映画」でした。2時間20分が長く感じなかったです。
脚本を書いた東野圭吾さん、やはり「キレのあるストーリー」に持ってきてますね。
この人の小説は何冊か読んだことがあります。やはり、いつも最後にあっと言わされてきました。
映画でしか見たことありませんが、「手紙」、これもまた良かったです。
僕はこの福山さんの「ガリレオ」ってなフジテレビの番組は見てません。
ただ今回のこの映画は東野さんが脚本って聞いてましたので注目はしてました。
まぁ、でも、福山さんの演技はどうも・・、「クサイシなぁ~」とも思い、どうしても「あんちゃん、小梅の気持ち考えろよ・・・」一つ屋根の下のイメージが残っていて・・・、たまたま時間が合って、「はずれても全然オッケイ!」ってな気持で見に行きました。
終わってみればあっという間の2時間20分です
福山さんも実によかった。誤解してました、すいませんでした。
でも、それ以上に松雪さん、堤さんがすこぶる良かった、実に良かった・・・。
この映画を単に、「人気ドラマの延長」や「福山さんがかっこいいから」とかで見てはいけない。
いろいろな人間の「喜」「怒」「哀」「楽」がしっかり描かれている。見事だ。
そして、松雪さん親子も人生に絶望し、でも、親子愛で助け合って生きていく。
でも、自分の過去や別れた夫から逃げられない・・・、そこに泥臭い生活がある、この国の問題がある、そう、この国の馬鹿男の問題が。政治家にわかるだろうか、本当にある国民の日常の問題が・・・。
「日本を愛する」って高尚に政治家が演説する。
ならば、この国の人々の生活感丸出しの苦悩がわかるだろうか・・・。
そして、今回はまったくもってこの人にやられた感じの堤さん・・・。
「クライマーズハイ」での主人公。
僕はすべてこの主人公、「ゆうちゃん」にやられました。虜になりましたよ、マジで。カッコ良かったです。やっぱり、「背が高い、痩せている」ってのは、いい男の条件ですね最低条件だね。
最たる理由は「その熱意が他者に理解できるか?」、理解できるならこの男は良い男であると。
「ただ熱いだけ」もうっとうしいし、他者との多少の摩擦やイレギュラーがないと熱さとは言えない。
クライマーズハイではそんな男が、男たちが描かれていました。
この映画は、今、現代のこの国ジャポンに欠けている「議論、真の議論」がテーマだと思う。
いい映画でした。話は戻って今回の「X」へ。
今回もまた、堤さんに完敗です。
この容疑者「X」である彼は、愛する人に全力を傾けていく。そう、全ての力を。
そして、殺しの隠蔽までも。正に献身である。
東野さんはよくも考えた、そして堤さんはよくも演じた、です。
昨今、映画に少し飽きてました。「良い映画がない」とかではなく、2008年60本近く見過ぎで。
でも、またこの堤さんの演技で迫力で映画を見る欲が出てきました。
この堤さんの演じる数学の先生、福山さん曰く「数学の天才」、その彼からもこの国の問題が見える。
親の介護、近所付き合い、日常に声をかけることで変わる日常、友達のいない現代おっさんたち、天才を育てきれない教育問題、自ら命を絶つのを止めたのは至って普通の挨拶などなど、挙げればキリがない。このさまざまな問題を彼は、堤さんは、迫真の演技、正に真に迫る演じ方で、映画を組立てましたな、凄いです、参りました、降参です。ボクを抱いてください。
ありがとうございました。まったくもって素晴らしくそして深い映画です。
皆さんも是非に。
映画ってホントに素晴らしいです。
昨夜は誰でもいつでも千円、「釣りバカ19」を観ました。
11月1日(土)、気づいてみれば今もう11月ですな。確かに寒い朝夕です。
外は昨日と変わって、晴天です。Qちゃんの言葉のように「爽やかに」、晴れ渡っています。
あ~ぁ、人生、天気だけで喜べるなら、幸せだ。僕は今、良い感じです。
Am8時27分、ひまわり荘にて。
また旅が終わりました・・・。
ありがとうございました。