バックナンバー 2003年4月5日
「戦争の素人は戦略を語り玄人は補給を語る」。
イラク戦争、開戦直ぐにハイテク戦争と言われ米国の圧勝と予測される。
しかし今、イラク兵の奮闘ぶりが報道されている。
闘いに油断は禁物。短期決戦と言われたこの戦争。いつ終わるのか?
短期決戦、米国圧勝では世界が戦争後にアメリカンスタンダードになるコト必死。
でも長期になればなるほど尊い命や世界自然が破壊されてゆく・・・。
戦争をして何かいいことあるのか・・・。
久しぶりに晴れた今日、気分いい。
世界が快晴になる日は遠い遠い未来なのか・・・。
21世紀はそういうコトをしている場合じゃないのだが。
そして冒頭の言葉。米国でもこの日本でも軍事評論家達がこぞってこの戦争を語るにあたり、戦争をよくわかってないヤツほど「戦略」を語るという。
バクダットには北から入りナンタラカンタラとか空中戦で敵地を壊しどうこうとか「いかに勝つか」を考え語る。そこには「油断」の匂いが。
でも、生死を賭ける戦場では実際大事なのは「補給」。
要は腹が減ってはいくさはできない。
鍛えられた兵士でも長期戦になればなるほど「補給」は最重要である。
今、米国兵は一日一食しか食えないのだ。痩せやいヤツはダイエットコカコーラ飲むより戦場に行け。
この補給に油断した米国軍、これが長期戦になった最たる理由だとか。
周りにもいるよな。現実をまったくわかってなく「こうする、ああする」しか言わないヤツ。
一番たちが悪い。スポーツでもそう。まずはスタミナ。フルに闘える体かどうかだ。できてないヤツほど戦術をタラタラと・・・。
戦争が終わって何が見えてくるのか・・・。
フセインよ、君の決断でこれ以上の犠牲はなくなるのだ、頼む。
そしてブッシュよ。君のその今のポストからの退場だけが世界に快晴をもたらすんだ。
一刻も早くだ。
そして僕。
千羽鶴を折るより一人でも多くの隣人と戦争について論じてゆく。
それぐらいしかできない。
自分の無力さを嫌と言うほど感じる、久しぶりに晴れた今日・・・。